「“まちつぎ”のつぎ ―文京建築会ユースのいままでとこれからー」展

まちつぎのつぎ_ポスター-2

2019年8月22日-25日 10:00-18:00(最終日、17時終了予定)
場所 文京シビックセンター 1階ギャラリーシビック

私たち文京建築会ユースは、文京建築会の若手団体として発足して8年目を迎えました。
この文京区に育ち、学び、働き、と、それぞれ様々な接点を持っていながらも、なかなか深く知ることのなかった自分たちの“地域”。
住まいは高層化し日常のご近所づきあいは希薄…移動は電車や車での点と点の移動…馴染みの商店が減る一方で、増える大型商業施設…。そのような現代の都市生活の中では、もはや意図的にかけずり回らなくては、地域の個性は見えてこない、それが活動を通しての単純な感想です。
タイトルの「まちつぎ」とは、2015年の展示「まちつぎ|まちの物語をつなぎとめる」展(文京シビックセンターにて開催)の際に考えた造語です。「つぎ」には、まちの物語を受け継いでいくための行動として3つの意味が込められています。地域に眠る記憶・歴史の発掘をもとに、更なる活用の提案を通じてまちを継承する後継ぎとしての“継ぎ”。出会わなかった人やものをつないで新しい価値や活動を生み出し、バラバラに点在していたものを一連の物語にまとめあげる“接ぎ”。そして、様々な人々と協働しながら、次世代の地域の姿を共に考える“次”。
そのような思いを胸に続けて来た活動の“つぎ”に何をすべきか。活動のいままでを振り返りこれからを考える機会になればと企画しました。
地域おこしが必要なのは地方だけではありません。都心だって、様々に深刻な問題を抱えています。その地域が抱える問題をその地域に住まう者としてどう向き合えるか。楽しみながら、自分の居場所をどう豊かにしていけるか。少しでもヒントとなれば幸いです。

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同時開催
「第9回 文京・見どころ絵はがき大賞」

表彰式  2019年8月25日 13:00-16:00
場所 文京シビックセンター 26階 スカイホール

主催:文京建築会、文京建築会ユース、文京・見どころ絵はがき大賞実行委員会
共催:公益財団法人文京アカデミー、文京区観光協会、文京区内郵便局
後援:文京区、文京区教育委員会

小さなお子様からお年寄りまで、区内の見どころを絵はがきで募る毎年恒例のイベントです。
会場には文京区のカタチをした展示台に、文京区の“見どころ”絵はがき498枚が勢ぞろい。
日常の見過ごしがちな情景に目を向けた作品の数々に、新たな発見やあたたかい地域の物語が詰まっています。