

2017年開催の「本郷旅館街」展から時を経て、本展示はその第2弾となります。
地元企業の尽力によって守られた旅館「鳳明館」を起点に、本郷に息づく旅館とまちの持ちつ持たれつのネットワークを掘り起こし、”新・旅館街” 本郷の未来を描く旅へ、みなさんをご案内致します。
期間中21日(木)24日(日)午後には、鳳明館本館現地にて見学ツアーも予定しております。(展示会場にて予約を受け付ける予定です)
ぜひ、お誘い合わせの上お越しください。
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歓迎!本郷旅館街
–鳳明館と描くこれからのまち–展
2025.8.21(木)▶︎2025.8.24(日)
10:00-18:00 ※最終日は17:00まで
文京シビックセンター1階 ギャラリーシビック
企画:文京建築会ユース
協力:株式会社鳳明館
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文京区・本郷は、東大周辺の下宿街が転じて旅館となった背景から、100軒を超える旅館がひしめく一大旅館街でした。しかし旅館は次々と姿を消し、コロナ禍には最後の大型旅館、築127年の本館(登録有形文化財)を含む「鳳明館」3館も廃業の危機を迎えます。しかしながら、地元有志の働きかけや地元企業の英断により、「鳳明館」は奇跡的に残り、再生に向けて新たな物語を紡ぎだしつつあります。
私たち文京建築会ユースは2017年に「歓迎!本郷旅館街―100軒のおもてなしがつくったまち―」展を開催し、惜しまれつつ閉館した「朝陽館」を中心に本郷旅館街の魅力に迫りました。その続編となる今回は「鳳明館」にフォーカスし、その歴史、建物の魅力や再生ストーリーを紹介します。
また同時に、地域の老舗商店やかつての担い手に聞き取りを行い、旅館とまちの持ちつ持たれつのネットワークをあぶりだす作業を行いました。旅館にお菓子やお刺身を納めた地元商店、女将さんが髪を整えた理髪店、ご主人の溜まり場だった喫茶店など……そこには地域の商売が支えあう、豊かな「まち」の姿がありました。今回はその一端を掘り起こします。
「鳳明館」が蘇ろうとしている今、改めて地域と旅館の関係を再発見し、“新・旅館街”本郷の未来を描く旅に、一緒に出かけてみませんか。
同時開催
第13回文京・見どころ絵はがき大賞
主催 NPO法人文京建築会・文京建築会ユース
共催 公益財団法人文京アカデミー 後援 文京区、文京区観光協会、文京区内郵便局、盛岡市