毎年、文京見どころ・絵はがき大賞作品展に合わせて、文京建築会ユースでは地域の今をオリジナルな視点で切り取る展示を同時開催しています。
今回は私たちの活動の紹介と共に、今まで ”お世話になった”、そして”これからご一 緒に”…といった地域で活躍される25団体の皆さまにお声がけをし、活動チラシの展示を通してさせて頂きました。
私たちの活動も今年で3年目。様々な方々、団体さんとの協力で開催する活動も増えてきました。 その過程で方向性を同じくする他団体の皆さまと恊働し、補完し合って展開してゆくことの重要性を感じています。
地域のあるべき姿に向き合う沢山の魅力的な“活動”や“場”が、この地域に存在していること、そしてそれらがネットワーク化され、さらに新たな活動が生まれつつあることを感じて頂けるよう企画しました。
会場には、イベントなどの情報を日常的に広くシェアするための提案「文京いんふぉ屋台」も登場。
地域のアクティビティをなかなか一覧出来るような場所が無く、互いのネットワークも生まれにくい状況。力の入ったイベントも伝達されないまま終わってしまいます…皆さんに持ち寄って頂いたチラシを配布するこんな場所、あったらいいですよね?
ちなみにこの提灯、文京区根津の提灯や、柴田商店さんの手書き。裏は文京建築会ユースのロゴも描かれています。
正面の壁一杯に貼られた、25団体さんの過去の活動のチラシ。マルシェに、貸しスペース、かるたづくりに、こだわりMAP、銭湯のキャンペーンや文豪のイベント…多種多様な活動がこの街で展開されています。あ、あれ行ってみたかった…なんていうのも。
会期中には、簡単なギャラリートークも行いました。いくらかの団体さんがそれぞれのチラシの前で活動紹介を行います。真剣に聞き入る参加者たち…この場を通して、また新たなつながりが生まれました。
それぞれ趣向がこらしてあり、団体のカラーがでます。どのチラシも並べてみると活動量に圧巻。
これは私たち文京建築会ユースの過去の活動チラシコーナー。結構やってきたなぁ。
チラシ以外も展示。これは、今回の展示のテーマにもなっている、他団体さん(小石川活性化研究会さん)とコラボレーションして出来た、印刷所のパレットを利用した机とダンボールイス。
文京建築会ユースの過去の成果物や、度々恊働させて頂いている著述家の林丈二さんのご紹介も。
地域活動を周知するための、チラシ以外のさまざまなメディアたち。これは、昨年から行っている“銭湯”の活動のもの。
この時代だからこそ、発信方法は紙媒体だけに頼る必要はありません。映像も私たちにとっては活動発信の大切なメディア。 昨年から撮り続けている、ドキュメンタリー映画「ご近所のぜいたく空間 ”銭湯♨︎”」の一部も公開しました。取り壊された“おとめ湯”の番台ばしごと、洗い場の椅子も活躍。
会場の片隅では、25参加団体さんのホームページを自由に閲覧出来るようにしました。 地域活動をより継続的に活動を行っていくために、チラシ、ポスター、冊子、ホームページ、ソーシャルメディア、映像、イベント…多角的な方法をミックスして発信することも重要です。
この度は、沢山の団体の皆さま、個人で活躍されている方々にご協力頂き、学びの多い展示となりました。ありがとうございました。4日間で来場者数1100名。おつかれさまでした!
提灯をひっくり返して第二ステージへ〜♪
赤提灯、点灯!
最後の最後まで、ご近所の方々にお世話になりっぱなしでした!
ご迷惑を御掛けしますが、一同これからもよろしくお願い致します!!